会長挨拶
熊本市立学校事務職員研究会のWebサイトに、ようこそお越しくださいました。
本会は、熊本市立の小・中・特別支援学校に勤務する事務職員によって構成される研究団体です。日頃から熊本市の児童生徒の豊かな育ちと教育振興のため、各学校において尽力していただいている会員の皆さま方におかれましては、心より敬意を表し、感謝申し上げます。
さて、そもそも学校事務職員に研究会が必要なの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
学校事務職員は学校における「唯一の行政職員」で、学校の「縁の下の力持ち」であると言われますが、単に行政的な知識や視点を持っているだけではうまくその力を発揮することはできません。ここに教育的な知識や視点あるいは社会的な知識や視点を加味することで、学校事務として培ったマネジメント力を大きく発揮することができるようになります。また、学校はDX化が進んだとはいえ、未だにアナログ的要素を多く抱えた現場です。学校独特の慣習への対応や生徒や職員、地域の方々とのコミュニケーションの取り方など、通常の研修やマニュアルでは学べないこともたくさんあります。
こうした+αの様々なスキルを補うための研修を計画して開催したり、学校における課題をお互いに持ち寄って研究したり、ざっくばらんに日々の悩み事について意見交換を重ねたり、先輩方の蓄積されたノウハウを継承したり・・・同じ学校事務職員だからこそお互いに学びながら理解しあえる組織。本研究会は、会員の皆さまにとって、そのような場でありたいと思っています。
最後になりますが、本研究会がより魅力あるものとなるよう、役員一同、力を合わせてまいります。
会員の皆さまには、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
熊本市立学校事務研究会 会長 山口 孝史
(熊本市立出水中学校 事務主幹)
熊本市教育振興基本計画[熊本市教育大綱] (令和6年度~令和9年度版)
○教育振興基本計画について
教育基本法第17条第2項の規定に基づき、令和6年(2024年)3月に、令和6年度(2024年度)から令和9年度
(2027年度)を計画期間とした熊本市教育振興基本計画を策定した。
○教育大綱との関連について
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3の規定に基づき、地方公共団体の長が定めるものとされて
いる教育大綱に関して、本市においては総合教育会議により市長と教育委員会との協議・調整を行うことで、教育
振興基本計画をもって教育大綱に代えることとしている。
【基本理念:豊かな人生とよりよい社会を創造するために、自ら考え主体的に行動できる人を育む】
〔施策の基本方針および方向性〕
1. 主体的に考え行動する力を育む教育の推進
(1) 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進
(2) 自ら学びに向かう力を育む教育の推進
(3) 社会の形成や持続的発展に主体的に貢献する力を育む教育の推進
(4) 遊びを通して創造的な思考や主体的に行動する力を育む幼児教育の推進
2. こども一人ひとりを尊重した教育の推進
(1) 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
(2) 特別支援教育をはじめとする多様な教育的ニーズに対応した支援の充実
(3) インクルーシブ教育の推進
(4) 体罰・暴言等の根絶
3. 最適な教育環境の整備
(1) 安全・安心な学校づくりの推進
(2) 働き方改革の推進
(3) 学校におけるマネジメント体制の強化
(4) 地域や家庭と連携した教育環境の整備
4. 子どものいのちと権利の権利の擁護
(1) こどもの最善の利益を守る環境づくり
(2) 家庭環境に左右されない学習機会の充実
(3) ライフステージに応じた継続的な支援の充実
(4) こどもの権利擁護に関する理解の促進
5. 生涯にわたる学びの提供と学びの成果をいかす機会の創造
(1) 学びと活動の循環による環境の整備
(2) 生涯学習関連施設の機能充実
(3) 青少年の健全育成
6. 市民が身近に親しめる文化芸術の振興
(1) 文化芸術活動の推進
(2) 歴史的文化遺産の調査研究、保存整備と活用
7. ライフステージに応じた生涯スポーツの推進
(1) スポーツ機会の充実
(2) 競技力の向上
(3) スポーツ施設の整備・機能充実